第1回開催の広島での未来塾から数えて今回は9回目となるきらめき未来塾2013を、昨年と 同様、兵庫県洲本市のウェルネスパーク五色で開催しました。本年も日本を支えるリーダーを育てるという当塾の開催趣旨に沿い、各界で第一人者として活躍されている方々を講師として招聘し熱心に講義をして頂きました。塾生は、大阪・兵庫・京都・東京・千葉・神奈川・岡山・広島・福岡・宮城の1都2府7県から、45校67名が参加しました。

今年の特徴として、 
 例年以上に学ぶ意欲のある塾生が集まり、講師へ質問が多く、時間内応じきれず、質問票に記載し後日講師から回答してもらうことにしたことや、夜の消灯時刻にスタッフが見回りにいくと、課題に取り組んでいるチームやディスカッションをしているチームがありました。

 塾生のチーム内の融和協調をはかるための課題に、今年は「チームCM」ということで映像でチームのカラーを表現することにした。チーム全員でアイデアを出し合い役割分担して企画し、朝早く起きて撮影に挑む姿が見られました。この課題を通じ塾生間の絆が深まりました。
野外研修は鳴門の大塚国際美術館を見学しました。事前に「芸術の歴史」について学ぶ時間を設けたことにより、作家や作品の背景に興味を持ち、芸術の持つ意味について考えながら 鑑賞ができたようでした。
 BBQ、キャンプファイヤーは、地元洲本市河上教育長の励ましのお言葉をいただいたのち、 楽しいパーティーとなりました。この時に各チームごとに競い合った部門ごとの表彰があり、大いに盛り上がりました。キャンプファイヤーでは、レクリーダーを中心にサポーター達がゲームで盛り上げ、暗くなった広場の中央で燃える火を中心にして、元気な声、大きな笑いが山にこだまし、楽しいひとときとなりました。
 卒塾生がサポーターとして参加してくれた他、数人の卒塾生に参加してもらい、塾生達が先輩塾生と交流し、「未来塾で学んだこと」「大学生活や勉強」などのテーマで話をする「OBセッション」という時間を設けました。沢山の質問が飛び出て話が盛り上がっており、身近な先輩から高校時代の話、さらには進学や大学生活について聞く機会があまりない 塾生にとって、充実した時間となったことと思います。 

 最後になりましたが、素晴らしい自然環境の中で、楽しく有意義な塾を開催出来ましたことは、講師の先生方、ご協賛賜りました多くの法人、個人の皆様のお陰です。そのご厚志に深く感謝申し上げます。また、洲本市長様はじめ、洲本市、同教育委員会の皆様に大変ご尽力を賜りました。
 開催期間中、塾生をサポートし、事務局の仕事をお手伝いしていただいた社会人・大学生14名の皆様、本当にありがとうございました。
 来年は未来塾を開催してから10回目となりますが、この節目の年にはさらに拡充発展させるべくいろいろ検討を重ねたいと考えています。引き続きご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

講 師 講演内容
前田 嘉昭
大阪教育大学講師/大阪府立阿倍野高等学校 元校長
「アイスブレーキング」
大竹 美喜
アフラック(アメリカン生命保険会社)創業者・最高顧問
「夢の実現にむけて~Never give in~」
織田 善行
アドベンチャーコーチング株式会社 社長
「アファメーションで未来をきり拓く」
田中 英成
株式会社メニコン 取締役兼代表執行役社長
「国内産業を支えるものづくりとは」
高杉 英一
京都産業大学 益川塾 教授、大阪大学 前副学長
「宇宙の成り立ち」
シェイ デビット
慶應義塾大学商学部 准教授
「Stories To Improve Your English」
辰野 勇
株式会社モンベル 代表取締役会長
「夢と冒険」
森山 明宏
大阪府済生会中津病院産婦人科部長/医学博士/日本産婦人科学会認定医 麻酔科標榜医
「ひとつの命ができるまで」
黒岩 祐治
神奈川県知事
「夢を実現するチカラとは?」
鈴木 寛
元参議院議員
「卒近代のソーシャル・イノベーション」
下垣 真希
ソプラノ歌手/名城大学大学院多文化共生論講師/名城大学ドイツ語講師
「日本とヨーロッパの比較文化論」
三木 文夫
株式会社エフ・ビー・アイ 代表取締役社長
「中国の諸事情」
水野 彌一
京都大学アメリカンフットボール部 前監督
「心は創るもの」