今、君たちの心には、どんな大志が静かに「天の時」を待っているのでしょうか。

きらめき未来塾は国際社会、日本、地域社会で活躍する有能な人材の発掘と、将来の日本を支えるリーダー育成を目的とし、2005 年に私のふるさと・広島県庄原市を皮切りに、合宿研修として毎年夏季に開塾してきました。

14 回目を迎える本年は、新たな塾長として元・東京学芸大学学長の鷲山恭彦先生が就任し「次世代に伝えたいこと――明治維新後 150 年の日本の歴史と現代の課題」をテーマとし、現代日本を代表する方々を講師として迎えます。

時代を変えた維新の志士たちは高い理想と目標を掲げ、幾多の困難にも立ち向かっていきました。挫折することも多かったでしょうが、彼らは諦めませんでした。だからこそ、目標を達成できたのです。

維新のレガシーは、そうして 150年かけて創り上げられてきました。このレガシーには「戦争」という負の側面もありましたが、リーダーはいかにあるべきかについての教訓も多く散りばめられています。何よりもまず、人生の目標を早く決められる環境を整え、先人の生きざまに学ぶことがリーダー養成には必須です。きらめき未来塾はそのための素晴らしい機会を提供します。

参加される君たちには、ぜひとも、このまたとない機会を生かし、いつか必ず訪れる「天の時」までに大いにリーダー力を涵養して頂きたいと思います。

2018年実行委員会委員長(創立者) 大竹 美喜

講 師 講演内容
小坂 文乃
日比谷松本楼・代表取締役社長
(孫文に莫大な支援を行った梅屋庄吉氏の曾孫)
「孫文と梅屋庄吉~ Transnational な生き方を学ぶ~」
加藤 丈夫
国立公文書館・館長、富士電機株式会社・元会長
「世界に広がるマンガ文化」
渋沢 健
コモンズ投信株式会社・会長、
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
(資本主義の父・渋沢栄一氏の5代目子孫)
「近代資本主義の精神と今日の問題」
田中 明彦
政策研究大学院大学・第4代学長
「国際協力の意味と実際」
遠山 敦子
元・文部科学大臣、トヨタ財団・理事長、
静岡県富士山世界遺産センター・館長
「次世代に伝えたいこと」
徳川 家広
徳川記念財団・理事
(德川宗家18 代当主德川恒孝長男)
「徳川時代から明治、そして戦後民主主義の世界へ」
西原 春夫
早稲田大学・第12代総長
「明治維新の光と影
ー1945年の敗戦の要因はすでに明治維新に含まれていたー」
板東久美子
元・消費者庁長官、元・文部科学省高等教育局長・文部科学審議官、日本司法支援センター法テラス・理事長
「明治以降の教育の変遷と現代教育の課題」
藤原 洋
株式会社ブロードバンドタワー・代表取締役会長兼社長CEO
「ITと人工知能」
水野 彌一
きらめき未来塾・理事長
「きらめき未来塾の入塾にあたって」
鷲山 恭彦
東京学芸大学・第10代学長
「日本と中国の若者像」