きらめき未来塾2016は、8月4日(木)~7日(日)の4日間、東京に舞台を移して開催されました。

これまでの11年(11回)は、広島、関西、名古屋で開催し、いずれは東京でと言われていたことが、今年実現しました。
そのため、事務局を東京に移して新たな体制で開催することになりました。開催に当たっては、東京都教育委員会はじめ板橋区および板橋区教育委員会、板橋倫理法人会、大竹塾などの全面的なご理解とご協力を得ることができ、68人の塾生を受け入れることができました。これにより、卒塾生の数は延べ894人になりました。

感性豊かな高校生たちが、この時期に全国から集まり、寝食を共にしながらディスカションを繰り返して自分たちの未来を描いていくことは、彼らの人生にとって、大きなインパクトを与えたことでしょう。
入塾したときの不安そうな顔つきが、最終日に成果発表するときには打って変わって自信に満ちた顔つきになっているのを見ると、これこそが「きらめき未来塾」が求める成果だと確信を持って言えると思っております。

今回実施してみて、いろいろ改善する点も見出すことができました。私たちは、この灯を消すことなく、もっと大きな灯にして「21世紀を担うリーダー」を養成すべく努力していくつもりでおります。
ここに今年度の実施報告をしますとともに、来年度以降の取組みに対して、関係の皆様のご理解とご支援を切にお願い申し上げます。

講 師 講演内容
柳澤 幸雄
[学校法人開成学園校長 東京大学名誉教授]
「未知の病に遭遇した時」
吉藤 健太朗
[株式会社オリィ研究所 代表取締役所長]
「分身ロボット」
青木 大和
[NPO僕らの一歩が日本を変える 創設者]
後藤 寛勝
[NPO僕らの一歩が日本を変える 代表理事]
「僕らの一歩が日本を変える」
石田 勝紀
[教育デザイン研究所 代表 緑進学院 代表取締役/東洋経済オンラインライター]
「21世紀型スキルを身につけるアクティブラーニング」
丸 幸弘
[株式会社リバネス CEO]
「君が未来をつくるために必要なこと~研究者思考で今無いものを創り出す~」
熊平 智伸
[慶應大学経済学部からブラウン大学国際関係学部に編入。現在、大手総合商社の金融部門勤務。]
「仮説で進路を考える~学生生活の過ごし方」
水野 彌一[きらめき未来塾 理事長] 「強い人間になろう―自分に負けない」
熊平 美香
[一般財団法人クマヒラセキュリティ財団 代表理事]
川添 高志[ケアプロ株式会社 代表]
「システマティックチェンジとは?」
橋 哲
[わかりやすいプロジェクト 代表]
「複雑な社会問題と対話の力」
織田 紘二
[独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)顧問]
「日本の伝統文化―歌舞伎」
平井 由紀子
[株式会社セルフウィング 代表取締役社長]
松岡 奈々
[ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部1年]
「農業で世界をもっとワクワクに」
永田 恭介
[国立大学法人筑波大学 学長]
「トランスボーダー:壁や境界を超えるために」