きらめき未来塾は、将来の日本を担い、支えていくリーダーを養うことを目指して、 毎年、夏季に宿泊研修を開催し、本年で15回目を迎えました。
 基本理念として、

1.志を抱き、実現に向け挑戦し続ける「心強き人」
2.思いやりを 持ち、共生できる「心清き人」
3.歴史や文化を理解し、人間的魅力のある「心深き人」
4.世界中の仲間とコミュニケーションのできる「心広き人」
5.強い責任感と行動力の ある「心熱き人」
の五つを掲げています。

 本年は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の全面的なご協力のもとで、「グローバル 国際社会を生きる~世界との対話と自己変革~」というテーマを設定しました。
 グローバルな視点をどのように獲得し、どのような国家観や社会観で対すべきか、そこに伝統と革新をどのように織り込むのか、関係構築の方法論は何か、等々をめぐって、講義を中心に豊かな議論が展開されました。
 JICAのご協力を得たことで、幅と奥行きが生まれ、普段接することのないラオス語やネパール語といった言語にふれ、JICAの学問的蓄積を学ぶことで、実践的な学習世界が新しく拓けました。宿泊研修によって、生徒たち相互の深い心の交流も生まれ、国際 感覚豊かな若者たちを育てるための最適の企画となりました。
 ここに実施報告書を作成し、ご支援とご協力を頂いた皆様に深く感謝申し上げます。

きらめき未来塾 塾長 鷲山恭彦

講 師 講演内容
西原 春夫
早稲田大学第12代総長・現名誉教授
「令和日本の国家像 法治有徳の平和国家をめざして」
鷲山 恭彦
東京学芸大学第10代学長・現名誉教授
「伝統思想を現代に生かす~二宮尊徳の報徳思想と日本の課題~」
渥美 育子
一般社団法人グローバル教育研究所 理事長
「グローバル・アイを持て~私たちは人間が間違った部分を直せるか~」
井之上 喬
株式会社井之上パブリックリレーションズ
代表取締役会長兼CEO
「次世代を担う皆さんへ グローバル現代に必要とされるパブリックリレーションズ」